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2021.06 連盟会報No.46
International Handbell Symposium
ハンドベル世界大会
ハンドベル世界大会の誕生は、1982年8月にさかのぼります。
当時のアメリカハンドベル連盟理事長が日本の夏期講習会に特別講師として招かれた際に、国境を越えたリンガー同士の交流が発案され、世界中のリンガー達による「ハンドベル世界大会」の開催が決定。その主目的には、国境を越えた交わりの実践、ハンドベル音楽の発展、音楽を通じた世界平和の祈念が掲げられています。
こうして誕生したハンドベル世界大会は、各国持ち回りで2年に1度開催されることとなりました。第1回は、1984年にアメリカで行われ、日本はこれまで、1986年、1998年、2010年の世界大会を主催してきました。2024年には14年ぶり4回目の日本開催の世界大会が実施され、コロナ禍が落ち着いてから初の世界大会として、世界中から大勢の参加者が集まりました。
International Handbell Committee
国際ハンドベル委員会
1986年、ハンドベル世界大会の規約の統一と各国組織の国際的な情報交換の場として、国際ハンドベル委員会( IHC )が発足しました。IHCは1996年、元アメリカハンドベル連盟理事長ウィリアム・グリフィン氏を初代委員長として以来、組織的にも強化され、ハンドベル世界大会の開催国の決定、参加者数の調整、規約の承認などを行っています。委員会は2年に一度世界大会期間中に開かれ、現在は、アメリカ、日本、イギリス、韓国、カナダ、オーストラリア、香港、シンガポールの8カ国・地域が加盟しています。
左から
デヴィッド・デヴィットソン(第1回世界大会会長)
申 善珠 (前 IHC委員長)
ウィリアム・グリフィン(元 IHC委員長)
ハンドベル世界大会 活動の歩み
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